森林回復に100億円!?

すごい規模での支援ですね、、、

アメリカとオーストラリアは、インドネシアに対して、
合わせて約1億米ドルの森林回復支援を表明したそうです。

9日までシドニーで開催されたアジア太平洋経済協力会議APEC)首脳会談で、
シドニー宣言」というものが採択され、その中で、2020年までに
域内で2,000万ヘクタールの森林面積を増加するとう目標が盛り込まれました。
アメリカとオーストラリアの支援は、APEC首脳会議に合わせて表明されたもので
そのうちアメリカからは2,000万米ドル出されるそうです。
ってことは、残り8000万ドルはオーストラリアってこと?
そんな予算があるのでしょうか。口先だけで終わらないで欲しいなぁ、、、

オーストラリアは1億豪ドル(8,200万米ドル)を
カリマンタン森林・気候提携協力」に費やすちおう
覚書に調印しました。
この支援により、20万ヘクタールの森林回復が可能で、
今後30年間に7億トンの温室効果ガスの削減効果があるそうです。

30年で1ヘクタール3500トンも削減するんだ。
700,000,000÷200,000ha=3500t-GHG/30年
年間約117トン-GHG/ヘクタールか。
すごい効率いいですね。
1ヘクタールに2000本くらい植林するとして、
1本年間58キロ吸収、固定化する計算!?

どこかで計算間違いしてますでしょうか、、、
杉の木の4.2倍の効率。これは熱帯雨林だからかなぁ、、、

ちなみにインドネシアでは、政府が森林回復を目標に掲げていて、
今年までの4年間で300万ヘクタールの森林を回復する計画がありましたが、
資金不足のために200万ヘクタールの回復にとどまっているとのこと、
90万ヘクタールの回復目標に3兆3,000億ルピアくらいの予算が割り当てられている、と。


1ルピアが0.01円以下なので、とりあえず換算んしてみたら、
3兆3000億ルピアは397億円くらいだそうです。
90万ヘクタールに397億円ってことは
1ヘクタール4万4千円ちょっと。
1ヘクタール117トンだったら、
1トンあたり377円。
安いですね、、、


シドニー宣言に盛り込まれた2,000万ヘクタールの森林面積確保目標
が達成できれば、14億トンの温室効果ガス削減が可能となるので、
2004年を基準とした場合に世界の排出量が11%削減できるそうです。

あれ、7億トンじゃないのもっといくの?


数字の計算が得意ではないので、間違っていたら教えてください(>_<)
いずれにせよ、植林されたものがきちんと30年間(もしくはそれいじょう)
無事に成長し続けることを祈ります、、、